キャンプの夜に欠かせないのがランタン。なかでもガソリンランタンは、大光量モデルが多く、ランニングコストが優れているということもあって、とても人気があります。でも、「なんとなく難しそう・・・」と思っているいる人も多いのでは?そこで今回は、ガソリンランタンを上手に使いこなすためのノウハウを紹介しましょう!
ガソリンランタン特有の点火作業として、『ポンピング』というものがあります。
ガソリンランタンの燃料は『ホワイトガソリン』で、これを空気と混合させて燃焼しやすい状態にします。このホワイトガソリンを、ジェネレーターという管に送り出すのに必要な圧力を作り出すために、燃料タンク内に加圧する作業のことを『ポンピング』と呼びます。
燃料タンク内に圧力をしっかりかけることで燃料を噴霧する力が強くなり、より気化しやすい状態になりますので、ガソリンランタンの機能を充分に引き出すためにはポンピングをしっかり行なうことが大切なのです。
新しくマントルを取り付ける時には必ず『カラ焼き』という、マントルを灰状にするための作業をしなければなりません。この作業を行わないと、いくらポンピングをがんばってもマントルは発光しないのです。そして、このカラ焼きにも正しい方法がありますので、しっかりと覚えておきましょう。
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ランタン上部にあるナットをはずし、ベンチレーター、グローブをはずしておきます。
そして、マントルを指先で袋状に膨らませたら、ヒモを二重にして仮結びしておきます(片結びする必要はありません)。

ランタン上部にあるナットをはずします。

ベンチレーター、グローブをはずします。

マントルを指先で袋状に膨らませ、ヒモを二重にして仮結びします。
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マントルをバーナーチューブのくぼみ部分に取り付け、シワを均等に整えます。
あまったヒモは、カラ焼き後のマントルを壊すことがありますので、ハサミなどで必ず切り取ります。

マントルをバーナーチューブのくぼみ部分に取り付けます。

あまったヒモを、ハサミなどで切り取ります。
「ノーススター2000ランタン」のマントルは、ワイヤーを引っ掛けるだけのワンタッチ方式です。ねじれのないように注意して、マントルの上下を取り付けます。
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マントルの下部からライターなどで均等に火をつけ、マントルを灰状にします。カラ焼き直後のマントルは、触れたり、ポンピングなどのちょっとした衝撃で壊れる場合がありますので、扱いには注意しましょう。点火すればマントルは丸く膨らみ、形状を保つ強度が出ます。

『ポンピング』と『カラ焼き』が理解できたら、次に具体的な点火手順を覚えましょう。
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本体正面にある燃料ツマミをOFFの位置にセット。ポンプノブを押し込んで、右(時計回り)いっぱいまで回しておきます。燃料キャップをはずしガソリンを給油します。給油時には「フューエルファネル」や「ガソリンフィラーU」などを使用すると便利です。その際、タンク内に加圧できる空間を残すため給油は8分目までにしておきます(ガソリンを入れ過ぎるとポンピングできなくなります)。入れ終えたら燃料キャップをしっかり閉めます。
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燃料ツマミはOFFのままで、ポンプノブを左(反時計回り)に2回転させ、ノブの穴を親指で押さえながら固くなるまでポンピングをします。回数の目安は50〜60回、しっかり下までストロークさせてポンピングしましょう。
ポンピングが終わったら、ポンプノブを下まで押し込んで、右いっぱいまで回しておきます。マントルを新しく取り付ける場合は、ポンピング作業が済んでから行います。ちなみに「ノーススター2000ランタン」の場合は、ポンプノブを回転させる必要がありません。

ノブの穴を親指で押さえながら固くなるまでポンピングをします。

ポンプノブを下まで押し込んで、右いっぱいまで回します。

「ノーススター2000ランタン」の場合は、ポンプノブを回転させる必要がありません。
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燃料ツマミを少し左(反時計回り)へ回してみて、燃料が出る音を確認したらOFF。10〜15秒後にフレーム底部からライターで火を入れ、燃料ツマミをHigh〜Lowのあいだに調節して点火します。
「ノーススター2000ランタン」は自動点火装置が付いていますので、本体背面のボタンを押し込んで点火します。
ライターで火を入れ、燃料ツマミをHigh〜Lowのあいだに調節して点火します。
「ノーススター2000ランタン」の場合は、本体背面のボタンを押し込んで点火します。
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点火した直後、さらにポンピングをして加圧すると明るさが安定します。不完全燃焼を防ぐためにも、この作業は行っておきましょう。
安定したら、燃料ツマミで明るさの調節を行います。何時間か続けて点灯しているとランタンの光量が落ちてくることがありますが、これは燃料が減ってタンク内の圧力が下がるためです。こんな時も追加ポンピングを行なうと明るさが安定してきます。

使用後は燃料タンクのキャップを緩めて、タンク内の圧力を抜いておきます。さらに、1カ月以上使わない場合は、タンク内のホワイトガソリンを抜き取るようにします。ガソリンの抜き取りには「残ガソリン抜き取りポンプ」があると便利です。
ガソリンを入れっ放しのまま放置すると、寒暖差でタンク内が結露してガソリンに水が混ざってしまいます。これが原因で、ポンピングができなくなるなどのトラブルが起きることもあるのです。丁寧に扱えば道具は長持ちするし、愛着も湧いてきます。使い終わったあとのメンテナンスは、忘れずに行いましょう。