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豪快でボリューム満点。
男の料理ってこういうイメージ。

さらに手早く美味しく作れたら、
カッコイイ父親になれそうな気がします。

理想は413Hと焚き火の両方を使ったメニュー。

ケンさん、特製のアウトドアメキシカンを
教えてください!

ファミリーキャンプ
ビギナー

鈴木さん

ひとり息子にとって初めてのキャンプ。いい思い出を作ってあげたくていろいろ準備中。

快適生活研究家

田中ケン

アウトサイドベースを拠点にキャンプの楽しさを発信するアウトドアマスター。息子と娘、2児の父。

コールマン営業本部

島名宣行

コールマンアイテムを愛し、二人の息子と奥さんを愛する元ラガーマン。

ケンさん

準備ができました。今日は僕が初めてキャンプで食べた料理2品をやろうと思っています。どっちもメキシコ料理のチラキレス(チキンのトマト煮)とファヒータ(牛肉のグリルのトルティーヤ巻き)をアレンジしたもの。とにかく簡単なんで、すぐおぼえられると思いますよ。

鈴木さん

うれしいです。キャンプでメキシカンなんて意外ですね。

島名さん

スパイスもたくさん必要そうだし、手早く作れたらみんな驚きそう。

ケンさん

しかも絶対ウマいし、失敗しない料理です。僕は作りすぎて飽きちゃいましたけどね(笑)。まずは煮込む時間がかかるので、チラキレスから。ダッチオーブンを使いましょう。そうそう、ダッチオーブンが日本に入ってくるまでは、男のキャンプめしといえばカレーとバーベキューくらいでした。料理の幅を広げてくれましたよね。

鈴木さん

ダッチオーブン、いいですよね。お手入れは必要だけど。レシピを増やしたかったので、これは覚えて帰らねば!

ケンさん

簡単ですよ。まず刻んだ玉ねぎ、鶏のもも肉の順に油で炒めます。軽く火がとおったら、塩胡椒、ホールトマトと水、コンソメを入れてしばらく煮込みます。量はすべて適量、というか適当で(笑)。キャンプで小さじ半分とか、言ってられないですから。ツーバーナーはファヒータでも使うので、ここまできたら蓋をして、ファイヤープレイススタンドに吊るして焚き火で調理しましょう。火はやや遠火でコトコトがいいですね。

鈴木さん

すごく簡単ですね! 忘れようもないくらい(笑)。

ケンさん

そうなんですよ。煮込んだら、味が一気にメキシコに変わる食材を入れるんです。これがミソなんだけど、今は内緒にしておこうかな。先にファヒータを作っちゃいましょう。

島名さん

その食材、気になりますね。でもファヒータも気になる! こっちはスキレットを使うんですね。

ケンさん

そう。これもアウトドアの料理には便利。保温性が高いから、熱してしまえば、火から離しても長いこと料理が冷めないから。ファヒータはまずスキレットを熱して油をひいて、野菜をグリルします。火がとおったら取り出して、マリネして下味をつけておいた肉を焼きます。今日はオージービーフのリブロース。焼き加減はお好みで。下味がついているので、ここでの味付けは、塩と胡椒、ガーリックパウダーにコリアンダー。いい匂いがしてきましたね。

鈴木さん

ほんとに! このままでもウマそう。

ケンさん

間違いないです。けど、もっとウマくなりますよ。肉が焼けたら、火を弱くしてサルサソースをかけて、チーズもたっぷりのせましょう。ちょっと蓋をして、チーズがトロトロになったら完成です。そうそう、料理も子どもと一緒にやると楽しいですね。繊細な料理じゃないんで、何でも手伝えますよ。肉を焼いたり、調味料を入れたり。

島名さん

そうですよね。子どもも張り切ってやってくれるし。ウチなんかは小学生ですけど、野菜切ってくれたりもしますよ。指をちょっと切って、「ウェー!」って言ってましたけど(笑)

ケンさん

ハハハ。ママには「危ない!」って怒られるかもしれないけど、それもいい経験。次から気をつけるようになるだろうし。あ、そろそろいいんじゃないかなファヒータは。蓋を開けてみてください。

鈴木さん

はい! おおおおー!

島名さん

ウマい! 食べてないけど(笑)。

ケンさん

いい感じですね。さっそく食べちゃいましょうか。トルティーヤがあるので、野菜と肉とチーズを巻いて食べてみてください。

島名さん

美味しい! サイコーです。

ケンさん

僕もいってみよう。お、ウマい。これはよくできてますね。まだ日は高いけど、軽くいっちゃいますか。アッパー系のテキーラをソーダ割りで。メキシコ料理にはコレでしょう。

鈴木さん

いいですね! カンパーイ。

島名さん

島名さん

このファヒータ、手づかみっていうのもいいですね。子どもも喜びそう。

ケンさん

キャンプの料理の醍醐味のひとつです。骨つきのラムチョップとか、ホットドッグ、ハンバーガーとか。少し食べにくくてボロボロ落としても、アウトドアだから平気。家じゃできない食べ方だから、子どもも楽しいんです。そろそろ、チラキレスもいい頃ですね。一瞬にしてメキシコ料理になる食材を入れましょうか。

島名さん

あ、気になってました。何を入れるんですか?

ケンさん

トルティーヤチップを割り入れるんです。素材はトウモロコシの粉なので、スープがほどよく甘く、トロトロになっていくんです。さらにここにもチーズを入れてちょっと煮込みます。これもウマいですよ。食べてみてください。

鈴木さん

ウマい! 簡単だけど効果は絶大ってやつですね。これはいいな。すごくメキシコの感じがします。

島名さん

ほんとだ。さすがですねケンさん。

ケンさん

チラキレスは辛くしても美味しいんですが、この作り方なら辛くないので子どもさんも食べられますよ。ファヒータもサルサソースの量を調整すれば、問題ないですね。親子で一緒に料理をしたら、嫌いな食材が入ってたって、食べてくれるはず。トマト煮は余ったら、次の日はパスタのソースにします。これもイケます。

島名さん

パスタも美味しそうですねー。それもお酒に合いそう。ワインですかね(笑)

ケンさん

いっちゃってください(笑)。こうやって明るいうちから料理をして、ちょびちょび食べながら、コトコト煮込んで、チビチビ、グビグビ飲む。僕はこれを5時間くらいやってます。子どもが大きくなって独立すると、今度はそうやって、もっとゆったりした大人だけのキャンプをする。世代によっていろんな楽しみ方ができるのが、アウトドアのいいところですよね。

鈴木さん

あ、それもサイコーですね。413Hと焚き火があれば、いろんな料理ができそうだし。楽しみが増えてくなぁ。

鈴木さんはこう思った

男の料理はシンプルで豪快で、味付けは適量(適当)。

メキシコ料理でも辛味をコントロールすれば、子どもでも大好きな味になる。

チラキレスもファヒータも、お酒がすすむので、飲み過ぎに注意。