子どもとの絆を深める“パパ”にとってのキャンプ。FQ JAPAN畑山護之編集長インタビュー

子どもとの絆を深める“パパ”にとってのキャンプ。FQ JAPAN畑山護之編集長インタビュー

「まずは育児を楽しむ!」を合言葉に、国内外スターの子育てインタビューをはじめ、スタイリッシュな育児アイテム、今すぐ使えるノウハウ、さらには良き父親としてのワークライフバランスといったあらゆる育児情報を“オトコの視点”で紹介するパパ雑誌「FQ JAPAN」。6月に発売されたFQ JAPAN Vol.31 夏号の特集では、「自然に帰ろう! BACK TO NATURE!!」というテーマを掲げ、育児における自然体験の有益さを特集。そして、“なぜ自然が良いのか”“キャンプはなぜ楽しいのか”、それを具現化するためにコールマンの協力のもと、家族で楽しむ1泊2日のキャンプイベント「FQ JAPAN×Coleman キャンプdeパーティ」を開催しました。
「父親の育児フィールドは外(ソト)だと考えています。太陽の下で思いっきり遊ぶ子どもたちを見守り、時には手助けし、一緒に楽しみながら、お手本となる行動も背中で見せる。それが父親の育児が発揮される瞬間なんです。僕らはそれを“ソトイク”と呼んでいます。今回、ソトイクの魅力をもっと知ってもらうためにもアウトドアのすべてを網羅したキャンプを基軸として、イベントを企画しました」。
そう話すFQ JAPANの編集長、畑山護之さん。自身もソロキャンプを楽しむほどのキャンパーであり、お子さんが中学生になるまでは、一緒にキャンプへ出かけていたそう。
「僕がキャンプを始めたのはドライブの延長でしたね。道具一式を貸してくれるキャンプ場を見つけ、最初はそこへ家族と行ったんです。

道中、青空の下で美味しいお茶を飲みたいねって話になり、道すがら見つけた金物屋さんでアルマイトのやかんを購入しました。それが最初に買ったキャンプ道具。その後はすっかりキャンプの虜になり、シュラフ、テント、タープと買いそろえていきました。未経験者からするとキャンプってとても敷居が高く感じますが、その敷居って意外とすぐに乗り越えられるものなんです。今回のイベントでもキャンプ道具一式をコールマンさんにご用意してもらったんですが、シュラフだけは参加者にそれぞれ準備してもらいました。イベントに参加する時点で、ひとつハードルを乗り越えて参加してもらったんです。いわば僕にとってのやかん(笑)。それが手元にあるだけで、またキャンプ行きたいなって自然と思えてきますから」。
はじめてのキャンプだからこそ、得られること、学ぶこと、そして思い出となるシーンがたくさんあります。直火で炊くごはんの美味しさやランタンの柔らかな明かりだってそう。今回のイベントでは畑山さんの提案から、“なんでも達成できたら親子でハイタッチ!”というアクションをルールとして設けました。お子さんが重いテントを運べたらハイタッチ! パパが上手にタープをたてることができたらハイタッチ!という感じで。それが父と子の信頼関係を築くキッッカケにもなるのです。
「最近では、父親と子どもの関係性も多様化していて、タテの関係だけでなく、ヨコの関係、まるで友だちのような親子関係を大切にしている家族も増えています。外でいろんなことに一緒に挑戦し、とてもアクティブに、かつ育児をポジティブに楽しみ、子どもやママとの新しい関係性を築くクリエイティブさも併せ持つ。

そんな父親たちの育児スタイルをFQ JAPANでは“イクティブ”と呼んでいます。イクティブな週末を送るのにキャンプは持ってこい。普段、なにかと時間に追われながら生活している私たちですが、キャンプにおいては、そんな時間という概念から解放される。そこに広がるのはとても自由な空間です。だからこそ、「飲料水」やごはんを炊くための「火」、ひいては家族を守る「テント」もすべて自分たちの手で用意しなければなりません。それがキャンプの醍醐味でもあり、より一層、家族意識を強めるキッカケになると思うんです」。
自分で動かないと回らない世界。それがアウトドアであり“出来ない”が許されない世界でもあります。テントをたてられないとゆっくりと休む場所が確保できないし、ペグが打てないと日差しから家族を守るタープも用意できません。だから、やる。アウトドアで直面した問題をどうやってクリアにするか。それを子どもと一緒に考えることで、答えが出ない問題と対峙した時に切り抜ける方法を発想するチカラをくれるといいます。
「キャンプを楽しい思い出にするために安全、快適に過ごすための知識が大切です。また子どもが興味を持っていることや苦手なことをちゃんと知っておくことも大切。その欲求を満たし、苦手を克服する。それが父と子のキャンプをより色濃いものにします」。
自由な空間が舞台のキャンプだからこそ、子どもの中に芽生えた“挑戦したい!”を尊重してあげる。そのチャレンジをサポートし、ともに達成することで大きな成長を見せてくれるのです。

  • 自分の背丈ほどあるキャンプ道具をパパの手を借りず、一所懸命に運ぶ。与えられた役割を達成する、その喜びを体感できるのもキャンプの醍醐味のひとつです。
  • 畑山編集長が提案した“なんでも達成できたら親子でハイタッチ!”。出来たことをただ褒めるのではなく、一緒に達成感を共有する。それが父と子の絆をより深めてくれます。
  • 今回のキャンプイベントに参加したほとんどのパパが、キャンプ未経験者。子どもたちにカッコいい姿を見せるためにも、コールマンスタッフによるテント設営の説明も真剣な表情で聞き入ります。
  • タープをたてるためのペグ打ちを手伝う兄弟。子どもたちの“やりたい!”を尊重し、優しく見守る。時間に追われないキャンプだからこそ、パパも普段より寛大になれます。
  • 夕食を食べた後は、畑山編集長の提案でキャンプファイヤーを行いました。パチパチと音を立てながら燃える薪を見ながらリラックス。心もゆるみ、自然とパパ談義に。
  • イベントの最後は、参加者全員で記念撮影。はじめてのキャンプとなった家族も多いだけに生涯忘れられない2日間となったはず。「今度はどこにキャンプ行こうか?」そんな声も聞こえました。