コールマンの
クラフトマンシップ

プロダクトセンターで働く職人たちの
高い職人魂。

アフターサポートの現場

お客様に少しでも長くコールマン製品を使っていただくために、常にたゆまぬ努力を怠りません。
そんなコールマンの姿勢を体現するアフターサポートの現場をご紹介。
アフターサポートには、ランタンやファニチャーなどを修理する「ハードライン」と、テントやタープといった生地の縫い物やポール類などを修理する「ソフトライン」の2種類があります。このハードラインとソフトラインそれぞれの修理の様子を、実際の実例を基にご紹介します。

ガソリンストーブ
「ピーク1」
(1987年モデル)の場合

400系と呼ばれるガソリンストーブ「ピーク1」。現在販売されている「フェザーストーブ」の元となったアイテムとして、今でも多くのファンを持つガソリン式シングルストーブです。この「ピーク1」を修理するのは、ハードライン担当の柴田さん。修理歴15年の熟練修理士です。

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コンロの中央が錆びついていて、柴田さんが確認したところ、「ポンプの空気が逆流して点火できない」とのこと。赤いレバーも腐食が進み、状態はあまり良くないようです。

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今回は故障しているポンプ部とバルブの他、「錆びているパーツを交換してリフレッシュしたい」とのユーザーの希望があったため、腐食しているパーツをすべて交換します。アフターサポートには柴田さんのような熟練の職人が多く在中。ほとんどの原因は把握できるので、チェックを行い、ユーザーに修理内容と見積もりを提出後、確認が取れ次第、すぐに修理を開始します。

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赤枠内左のバルブを外すにはかなり力が必要なので、万力や専用のレンチが必要です。その他のパーツは専用の工具は使わずにここまで分解することができます。状態によっては、パーツの交換をせずに、さびを落として清掃するだけで済むこともあります。

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柴田さんは、すでに数百個もの「ピーク1」を修理した経験があり、慣れた手つきでスムーズにパーツを組み立てます。

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当てはまるパーツを用意して組み立てた後、点火チェックして問題がなければ完了。修理開始から終了まで、約10分ほどです。

スクリーンタープの場合

ソフトラインは、ドームテントとコネクティングすることができる人気の高い「スクリーンタープ」の修理です。ナイロンドアと蚊帳の役割があるメッシュパネルの2層構造になっていますが、状態を見ると、ナイロンドアもメッシュパネルもともに破けています。近年はペットを連れてキャンプをするファミリーが増えており、ペットが引っかいて破いてしまうケースが増えているそうです。

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最初にメッシュ部分の修理は、あらかじめサイズに合った当て布を用意し、熱接着テープを貼ってアイロンで圧着。「生地の破れはよくある修理なので、メッシュ生地をあらかじめ工場から取り寄せて、複数の大きさに分けて保存しています」と話すのは、ソフトラインに着任して8年目を迎える職人さん。慣れた手つきで当て布を圧着しました。

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圧着が完了したら、破れた生地を糸切りバサミで丁寧にカット。裏側にも黒いふちの当て布をして、ふちを縫製してメッシュ部分の修復は完了です。

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次にナイロン生地は、破れた部分を寄せて、メッシュ生地と同じく工場から取り寄せたアイロン生地を修理箇所に形を合わせてアイロンで圧着させます。

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圧着した後、実際に工場の縫製で使用するものと同じ糸を使って縫っていきます。テープで糊付けしただけでは、すぐに剥がれる可能性があるため、糸で固定することで強度をつけます。

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仕上げには、裏面に防水用シームテープを施し、破れた部分からの水漏れを防ぎます。これでタープの修理は終了です。

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まるでひとつのデザインとして完結しているかのような仕上がりです。

※修理ご依頼時に、修理後の耐久性を想定し、性能が保てないものは修理をお断りする場合もあります。例えば、破れている部分が20cm以上の場合、強度の関係で修理が厳しいことがあるので、心配な方は気軽にアフターサポートに相談してください。

コールマンが自負する
「高いクラフトマンシップ」
とは

コールマンが自負する「高いクラフトマンシップ」とは

コールマンでは、製造だけでなく修理にも力を注いでいます。ここでは、実際にどのように修理技術を向上しているのかをご紹介します。

新人と熟練職人がペアになってOJT※1

熟練の修理士が多く在中していることも強みですが、新人への教育も丁寧に実施。商品数もカテゴリー数も膨大のため、新人スタッフが商品を修理しながら学べるように、実際の現場で熟練の職人が1対1で修理のノウハウを伝えます。

※1 On the Job Trainingの略=現場教育

お客様自身でメンテナンスできるように
サポート

修理現場の技術向上はもちろんですが、コールマンでは。お客様自身で商品を直せるようにサポート。カタログやWEBサイトでメンテナンス方法を紹介したり、イベントやショップの講習会で修理士がメンテナンスを実演したりして教えています。そのために、一般の人たちにわかりやすく伝えるための方法や、商品の構造を理解していただくための説明などの向上に日々取り組んでいます。それは、自分で修理して使えるようになれば、商品に対する愛着が増すということを知っているからに他なりません。だからこそ、お客様自ら直せるようにバックアップをするという、新しいサポートのカタチを目指しているのです。

どんなに修理量が多くても納期を厳守

ゴールデンウィークやお盆といった長期休暇の後には、1日に最大300点ほどの商品がプロダクトセンターに届きます。これらを効率的に、しかも確実に修理してお戻しできるように、ハードラインとソフトラインには必ず10年以上の熟練修理士がついたり、修理に困ることがないように机の配置を横並びにして相談しやすくしたりするなど、常に改善に努めています。それはお客様の次のキャンプまでに確実に修理が間に合うようにするため。コールマンのプロダクトセンターは「遊びのために本気」です。