明かりの確保
事例
- 震災直後の停電で夜間は屋内・屋外が真っ暗になりとても不安でした
- 停電時の夜間、両手が塞がっての移動は、足元がとても不安でした
役立つアウトドア術
ランタンを使えば安全に暖かな明かりを灯すことができます。ランタンの暖かな明かりで、夜の闇の不安から心を安らげる効果も期待できます。
- ・多目的に使用できるLEDランタン
- ・屋外限定ながら強い光量が手に入るガソリン/ガスランタン
- ・手元や進行方向を照らすヘッドライト
火・熱源の確保
事例
- 災害時、断水のため給水所までの行き来が大変。衛生面も心配でした。
役立つアウトドア術
アウトドア用バーナーの活用
アウトドア用バーナーを使用することで、ライフラインが寸断されていても、お湯を沸かしたり、料理を行う際の煮炊きが可能です。余震による火災や一酸化炭素中毒の危険もあるので、使用は屋外で。
スタッキングできるクッカーの活用
コンパクトに収納でき持ち運びに便利な小型の調理器具は、お湯を沸かしたり、簡単な料理を作るのに便利。フタが食器やフライパンの代わりになります。
食料・水の確保
事例
- ライフライン寸断時に、加熱しないといけない食べ物しかない場合の調理が大変でした。
- 停電により、冷蔵庫が使用できなかったので、食べ物の保存が心配でした。
- 断水が続くため、食器洗いをする際には水の節約が心配でした。
役立つアウトドア術
ウォータージャグの活用
長距離の移動でも水をこぼすことなく、水の中にほこりやゴミが入らないので、貴重な水を衛生的に保管・使用できます。
クーラーボックスの活用
キャリー付きのタイプなら女性でも簡単に持ち運びが可能です。また、冷蔵庫で作っていたありったけの氷を詰めれば冷蔵が必要な食べ物の貯蔵庫として活用できます。
氷がなくなった後でも、ビニールの袋を敷いて水の保管にも役立ちます。
ランチプレート
ビニールラップを敷いて使えば、一枚の皿に複数盛りつけられ、水を使わなくて済みます。
休息の確保
事例
- 暖房がない冬の寒さの中、余震の心配もあり安心して眠れませんでした。
- 避難所生活では、プライベート空間がないことでストレスがたまり、なかなか落ち着いて寝ることができませんでした。
役立つアウトドア術
寝袋の活用
車中泊や避難先で仮眠や休息をとる際、寝袋を使えば、身体全身をすっぽりと包み暖かく眠る事ができます。
手足を寝袋から出したまま動けるタイプなら、いつでも動ける格好で眠れるので、安眠することができます。
マットの活用
寝袋の下に一枚マットを敷くことで、地面からの冷気を遮断できます。クッション性が高まりより快適に眠ることができます。また、アウトドア用のマットは収納性に優れ、持ち出し用に最適です。
テント・シェードの活用
プライベートな空間が確保できます。
さらにファミリータイプのドームテントなら、天井が高いので大人でも立って着替えることができます。また、シェードを連結させることでリビングスペースを作ることができ、居住空間が広がります