
キャンプに興味はあるけれど「1泊2日のキャンプはハードルが高い…」と考えている人もいるかもしれません。そんな場合は、まずは「デイキャンプ」からはじめてみませんか。
デイキャンプとは日帰りで行うキャンプのことで、日中の限られた時間で手軽にキャンプを楽しめます。
本記事では、デイキャンプの楽しみ方やデイキャンプの場所選びのポイント、デイキャンプに必要な道具などをご紹介します。キャンプに興味がある人や、デイキャンプにトライしたいという人は、ぜひ本記事をご覧ください。
デイキャンプとは
「デイキャンプ」とは、宿泊なしの日帰りのキャンプのことをいいます。通常の宿泊を伴うキャンプに比べて荷物を少なくしやすいこともあり、キャンプ初心者でも気軽にチャレンジしやすい点が魅力です。テントを張ったり、キャンプ飯や焚き火を楽しんだり、キャンプに慣れる機会にもなるでしょう。
「デイキャンプ=バーベキュー」と考えている人もいますが、デイキャンプではバーベキュー以外の楽しみ方もあります。デイキャンプの楽しみ方は、次章で詳しく解説します。
デイキャンプの楽しみ方
デイキャンプの楽しみ方はさまざまありますが、よく挙げられるのは以下の4点です。
- 自然の中でゆっくりと過ごす
- バーベキューなど食事を楽しむ
- アクティビティをする
- 焚き火を楽しむ
デイキャンプでどんなことをしたいのか具体的にイメージを掴むためにも、どんな楽しみ方があるのか1つずつ見ていきましょう。
自然の中でゆっくりと過ごす
デイキャンプでは、自然の中でゆっくりと過ごす時間が楽しめます。日常から離れて、自然の中でゆっくりと過ごすだけでも、リラックスした時間を過ごせるでしょう。
景色を楽しみながらコーヒーを淹れて飲んだり、本を読んだりするのもオススメです。
バーベキューなど食事を楽しむ

デイキャンプの楽しみの1つがバーベキューなどの食事です。自然の中で味わう食事はより美味しく感じられるはず。せっかくデイキャンプに来たのであれば、みんなでワイワイ食事を楽しみましょう。
定番のバーベキューだけでなく、お弁当を持っていくのもオススメです。調理器具や食器の準備、火起こしなどはキャンプ初心者にとってはなかなか大変なものです。カップラーメンやレトルト食品などを利用しながら、まずは「野外で食事を手軽に楽しむ」ところからはじめてみるとよいですよ。
アクティビティをする
キャンプ場は自然豊かな環境であることが多いです。水辺の近くなら釣り、山であればハイキングなどのアクティビティを楽しむのもよいでしょう。キャンプ場によってはアスレチック体験ができるスペースを設けているところもあります。
お子さまと一緒にデイキャンプをする予定なら、こうしたアクティビティを一緒に楽しむと、心に残る思い出になること間違いなしです。
焚き火を楽しむ

キャンプの焚き火といえば夜のイメージがあるかもしれませんが、デイキャンプでも楽しめるものです。揺れる火を眺めるだけでもリラックス効果があるといわれています。
また、火起こし自体は日常で経験する機会が少ないため、達成感も味わえます。お子さまと一緒にマシュマロ焼きをしたり、焼き芋にチャレンジしたりすると楽しいですよ。
デイキャンプの場所選び
デイキャンプを楽しむためには、場所選びも大切です。以下の2つのポイントをふまえて場所を選ぶとよいでしょう。
- 「片道1時間以内」を基準に探す
- デイキャンプ場の設備をチェックする
デイキャンプの場所選びのポイントをそれぞれ解説します。
「片道1時間以内」を基準に探す
デイキャンプの場所は「片道1時間以内」を基準に探しましょう。特にキャンプ初心者だと、設営や撤収の時間が思った以上にかかるものです。デイキャンプを長く楽しむためにも、設営や撤収の時間を考慮して、アクセスのよい近場のデイキャンプ場にしておくのがオススメです。
デイキャンプ場の設備をチェックする
バーベキュー場もデイキャンプ場の1つで利用料金もお手頃ですが、多くのキャンプ場で、「デイキャンププラン(短時間の利用プラン)」もあることをご存知ですか?
キャンプ場=宿泊しなければならないということではありません。特にはじめてのデイキャンプであれば、キャンプ場のほうが設備も整っていることが多く、キャンプ泊のイメージもしやすくなります。
デイキャンプ場を選ぶ際には、以下のような設備が整っているか事前にチェックしておきましょう。
- 灰捨て場がある
- スタッフや管理人が常駐している
- キャンプ用品の販売やレンタル提供をしている
- トイレが水洗式
灰捨て場があると、バーベキューや焚き火の後の炭や薪の後始末がしっかりできます。
キャンプ場にスタッフや管理人が常駐していると、困ったことがあった際にサポートをしてくれる場合もあります。また、必要なアイテムを忘れてしまった場合も、販売やレンタルをしているキャンプ場であれば安心できるでしょう。
デイキャンプで準備したいキャンプ道具
ここからは、実際にデイキャンプを楽しむために準備したいアイテムとして、以下の6つをご紹介します。ご自身のやりたいことに合わせて必要なものを確認してください。
- シェード(日除け)
- バーベキューグリル
- バーベキューテーブル
- 焚き火台
- テーブル
- アウトドアワゴン
コールマンのオススメ商品もピックアップしているので、デイキャンプにトライしたい方はぜひチェックしてみてください。
また、ほかにも屋外でも使用できるチェアなどもあると、くつろぎの時間を楽しめます。
シェード(日除け)

シェードは、直射日光を避け日陰を作るためのアイテムです。
シェードでオススメなのは「インスタントバイザーシェードIII /L DR」。日光をブロックし日傘の下にいるような涼しい空間を作ることができます。天井部分を押し上げて、フレームを開くだけの簡単操作で屋根のフレームが完成します。日光90%、UV99.9%カットの遮光性で熱中症対策、紫外線対策もバッチリです。
シェードはデイキャンプだけでなく、バーベキューやスポーツクラブの観戦、お庭のプール遊びにも使えるため、さまざまなシーンで使える便利なアイテムです。特にお子さまのいる家庭であれば、1つ持っておくだけで役立つ機会も多いでしょう。
バーベキューグリル

デイキャンプでバーベキューをする際に必要なのが、グリルやコンロです。
バーベキューグリルのオススメは「クールスパイダープロ/L ブースト」。焼網の高さが4段階に調節できるため食材を焦がしにくく、火力のコントロールをしやすいのが特徴です。焼き面下には冷凍ピザやトーストが焼ける簡易オーブンのほか、炭の継ぎ足しがしやすい引き出し式ロストルも付いています。
デイキャンプでバーベキューをする際に必要なのが、グリルやコンロです。
バーベキューグリルのオススメは「クールスパイダープロ/L ブースト」。焼網の高さが4段階に調節できるため食材を焦がしにくく、火力のコントロールをしやすいのが特徴です。焼き面下には冷凍ピザやトーストが焼ける簡易オーブンのほか、炭の継ぎ足しがしやすい引き出し式ロストルも付いています。
バーベキューテーブル

「3ウェイ バーベキューテーブルセット」は、バーベキューグリルを囲むように置いてみんなで食事を楽しめるアイテムです。付属のミニテーブルは食材を置く台として使用するほか、合体させれば大きなテーブルにもなります。
お肉を焼く係の人が孤立してしまうこともなく、全員で楽しい時間を共有できるでしょう。
焚き火台

デイキャンプで焚き火をしたい方にオススメなのが、簡単に焚き火ができることに特化したコールマンのシンプルな焚き火台、「ファイアーデスク」です。
足を出すだけの3秒設営や灰を捨てるだけの簡単撤収は、キャンプ初心者にオススメのポイントです。厚さ10cmのコンパクト収納で持ち運びも便利な上、収納ケースやバーベキュー用の網も付属しています。
テーブル

デイキャンプの食事や休憩時に役立つテーブルを用意しましょう。
オススメのテーブルは「ナチュラルパズルテーブル」です。天板に抗菌加工を施しており、汚れを手早く拭き取れて清潔に使用できます。
ファミリー向けの4~6人用やソロキャンプにぴったりなミニテーブルなど4サイズから選べます。
幅90cm/120cm/150cmの3サイズは高さ3段階に調整可能で、脚の着脱がないため設置や片付けも簡単にできます。奥行きは70cmでグリルや大皿も並べやすいゆとりのあるサイズ感も魅力です。
アウトドアワゴン

アウトドアワゴンは、屋外で荷物を一気に運ぶことができるキャリーです。
コールマンのオススメは「アウトドアワゴンマックス」。タイヤはワンタッチで取り外しができ、そのまま車載可能です。ワイドタイヤで卓越したオフロード性能を実現しています。取り外し可能なメッシュボディで、洗って使用できる点も魅力です。また、コンパクトにたためる収納ケースも付いています。
デイキャンプで注意すべき点
最後にデイキャンプで注意すべき点を解説します。デイキャンプは通常のキャンプよりも気楽にはじめられますが、以下のような点に注意が必要です。
- 火の始末、ゴミの処理を適切に行う
- 虫対策や熱中症対策をする
注意点をそれぞれ解説します。
火の始末、ゴミの処理を適切に行う

必ず各施設のルールに従ってください。キャンプ場によってゴミ処理のルールは違うため、事前に規約などをチェックしておくことが大切です。
炭、薪はかならず消化したことを確認してからキャンプ場やバーベキュー場の灰捨て場に捨てて処分、または自宅に持ち帰ります。
デイキャンプ場に灰捨て場がない場合は、炭の処分に注意してください。消火のためには、完全に燃え尽きるまで待つか、火消し壺を持参して消火させます。もしくは、大きなバケツを用意してほんの少しずつ炭を沈めて鎮火まで時間をおいた後、持ち帰って処分する必要があります。決して、土に埋めたり放置したりしてはいけません。
灰捨て場の設備があるキャンプ場を選ぶことで、あとかたづけを適切にすることができます。焚き火に慣れないうちは、灰捨て場のあるキャンプ場に絞って利用することをオススメします。
虫対策や熱中症対策をする
キャンプ場には虫がいることも多いため、虫対策は欠かせません。長袖や長ズボンの衣類を着用し、虫よけスプレーを用意しておきます。
また、夏場は熱中症対策も重要なため、こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。
デイキャンプからキャンプの楽しさを体験しよう
ここまでデイキャンプの楽しみ方や場所選びのポイント、必要なキャンプ道具を解説してきました。デイキャンプは宿泊するキャンプよりも荷物が少なく、気軽に楽しめる点がメリットです。自然の中でゆっくりと過ごしたり、バーベキューなどの食事やアクティビティを楽しんだり、遊び方は自由自在です。
場所選びやあとかたづけのマナーに気をつけて、キャンプ初心者でも挑戦しやすいデイキャンプを気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、コールマンではキャンプデビューをサポートする「きゃんさぽ!」も展開しています。
動画も用意しているので、イメージを掴むために映像もチェックしたいという人にもオススメです!
アウトドアデビューやキャンプデビューをしたい人は、コールマンが応援する「きゃんさぽ」をぜひ活用してみてください。
