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コールマン昭島店でイベントを開催しました。その模様をご覧いただけます。

不要になったテント生地をアップサイクルして鉢カバーを制作。造園家YardWorks 天野氏を迎え、鉢カバーをかぶせて完成する世界に一つだけのマイ・ロックガーデンをつくりました。

コールマンがどんな想いで本プロジェクトを立ち上げたのか? 制作した製品へのこだわりは?等々、プロジェクトに関わる担当者が熱く語っています!

MFYRとは?

コールマンは、
廃棄物に新しい命を吹き込むことをコンセプトにした
新プロジェクト『MFYR』を立ちあげます。

MOVEMENT FOR YOUR RIGHT

『MFYR』= MOVEMENT FOR YOUR RIGHTは、
サステナビリティな思想が、キャンプやアウトドアを愛する人々の中に
ムーブメントとなって拡がっていく。
そんな社会の実現を願い立ち上げました。
一度は “ゴミ” とされたモノに新しい役割を持たせ、
価値のある製品として再生される循環型の社会を目指すための一歩として、
まずは、自社製品の廃棄削減に取り組んでいきます。

それはコールマンだけでできることではありません。
消費者に共感してもらい、製品を長く使用してもらうことで
はじめて目的が達成されるもの。
「地球を大切にしたい」「地球の未来を何とかしたい」
そんな思いを抱く人々のアクションが、
『MFYR』を通じて拡がっていくことを目指しています。
とても小さな一歩ですが、その歩みの積み重ねが、
いつの日か世の中を変えていく大きなチカラにとなることを信じています。

MFYRの取り組み

コールマンの各部門、取り組みに賛同して協力してくれるパートナー、
同じく賛同して製品をお使いいただくお客さま、すべてがこのプロジェクトの一員です。

MFYRの取り組み
仕分け
修理できるものは再生しアウトレットショップで再販売。再生が難しい場合は、使用可能なパーツはリペアパーツとして活用したり、金属やプラスチックは原料としてリサイクルへ。最終的に廃棄するしかない部分を本プロジェクトの素材として活用。
アイディア〜製品化まで
コールマンから出たアイディアを、信頼を寄せるクリエイター・デザイナーの手によって仕様的にもデザイン的にも「使いたい」形に具現化。様々な意見を交換しながら一緒に作り上げていく。
品質管理体制
製造ラインはプロパー品同様のステップと管理体制。第三者機関評価、検品など、コールマン・品質管理チームの管理下で製造を行うことで品質を維持。
販売
最初の一歩はコールマン直営店から。MFYRに賛同する流通を巻き込んでの展開が理想。
使用者との共有
MFYRの取り組みは使用者の賛同なくして成立しない。使用者とのコンセプトや製品ごとのストーリーを共有すること、一緒にMFYRの取り組みを行なっている意識をもつ。

MFYR PRODUCTS

廃棄テントから生まれたバッグです。

2021年、『MFYR』の第1弾として、廃棄テントからアップサイクルした7タイプのバッグを発表しました。
コールマンのテントは、あらゆる環境に耐えられる丈夫でしなやかな生地でできています。
この特長を活かして、どんなシーンでも気軽に使える実用性と、
ファッションとして楽しめるデザイン性を兼ね備えたバッグに生まれ変わりました。

製作においては、生地取りから縫製までのすべてを国内で実施。
メインの生地だけでなく、持ち手やショルダー、メッシュパネルなどの部材も
可能な限りテントのパーツからピックアップし、
1点ごとにデザイナーが工場に指示を出して縫製しています。
ひとつひとつ異なる表情を見せる1点もののバッグ。
大切に使ってもらえることを願っています。

※今回のバッグ7タイプでは、トートとサコッシュのボタン、トラベルケースのファスナー、ランドリーバッグのテープは別部材を使用しています。

廃棄テントがバッグになるまで

01. 粗裁ち(あらだち)

デザイナー自身が1点ずつ荒裁ちを行っています。
このこだわりがデザイン性高く、
且つ無駄のない生地取りを可能にしています。

02. 抜型による生地の断裁

デザイナーから粗裁ちの終わった生地が、東京・下町の工場に。
パーツごとに型を使って断裁しクオリティを維持。

03. 縫製

1点1点裁縫し、仕上げていきます。

PRODUCT 01 VISUAL

廃棄テントから生まれたモスキートネット

『MFYR』第2弾は、廃棄テントと収納ケースからアップサイクルしたモスキートネットが登場です。
キャンプ、ガーデニング、畑仕事など虫が気になるあらゆるアウトドア活動ではもちろん、
ファッションとしてタウンユースでも使える仕上がり。

帽子の部分はテントのフライシート、ネットの部分はインナーテントのメッシュドア、
紐部分はテントやシェードのガイロープを活用しています。

製作は、バッグ同様に生地取りから縫製までのすべてを国内で実施。
可能な限り廃棄パーツからピックアップし、
1点ずつデザイナーが工場に指示を出して縫製しています。

モスキートネットの生産風景

01. 粗裁ち(あらだち)

全て素材が違うので
1枚ずつパターンに合わせて印をつけます。

02. 断裁

粗截ちした後、印がずれないように何枚かを合わせてパンドナイフで印通りに裁断します。

03. 縫製

組み合わせを考えながら、
裁断したパーツを1つずつ縫製します。

LINE UP

新アイテムのモスキートネット
と人気のバッグ、4月21日発売!

【お客様へのお願い】
本製品は、廃棄されるテント生地からつくられた 1 点ものの製品です。そのため、色や柄の出かたやパーツの種類などに個体差があります。また、リサイクル材を使用しておりますため、色むらや使用感などが見られる場合があります。本コンセプトの主旨をご理解いただき、上記事項を予めご了承の上、製品をお求めくださいますようお願いいたします。

購入方法

コールマン直営店と出展イベントで販売します。

プロジェクト協力者

コールマンから出たアイディアを、信頼を寄せるクリエイターやデザイナーの手によって、
仕様的にもデザイン的にも「使いたい」形に具現化。MFYRのモノづくりのこだわりの一つです。

クリエイティブ・アドバイザー

松岡 善之

1999年からキャンプ場北軽井沢スウィートグラスを初め、アウトドアフィールドなどのランドスケープ、企画、立案、デザイン、施工など複数に携わる。
2015年に独立し、アパレルブランドを中心にクリエイターとして活躍。
2021年には、コールマンジャパンのクリエイティブ・アドバイザーに就任。
本プロジェクト「MFYR」の立ち上げに関わる。

デザイナー

森 由美

文化服装学園アパレルデザイン科卒業後、United Arrows入社。“ Another Edition ”のディレクター兼デザイナーとして活躍。
その後、アウトドアブランドの“Monro“を立ち上げ、デザイナーとしてコールマンとのコラボレーション”INDIGO LABEL”に携わる。
2017年に独立し、モロッコのファッションデザイナーmaison ARTCとの共同ブランド“STYLE WARS TOKYO”を立ち上げる。 本プロジェクトでは、バッグのデザインおよびイメージビジュアルの衣装制作を担当。

DJ DARUMA

LDH JAPAN所属。HIP HOPの魂を持って様々なスタイルのサウンドで国内外のダンスフロアを盛り上げるDJ。現在はPKCZ®︎のメンバーとして数々のイベントや楽曲をプロデュース。

TOKO

裏原宿黎明期よりショップスタッフ~様々なブランドPRの仕事を経て、2000年代には東京ガールズDJの1人として活躍。キッズアパレルブランドのディレクターを退任後、新たなプロジェクトを準備中。またDJ DARUMA氏と結婚後は一男一女を育てる母に。

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