
気候の良い秋はキャンプのベストシーズンといわれ、はじめてのキャンプにもオススメです。
本記事では、秋キャンプの魅力や、秋キャンプならではの服装、防寒対策、オススメアイテムをご紹介します。秋キャンプに興味がある人や、キャンプ初心者の人はぜひ参考にしてください。
秋キャンプの魅力
秋は暑すぎず寒すぎず、キャンプでも大変過ごしやすい季節です。ここでは、秋キャンプならではの魅力をご紹介します。
- 気温・気候が安定しているので過ごしやすい
- 虫が少ない
- 紅葉などの景色を楽しめる
- 焚き火を存分に楽しめる
- 秋の味覚を味わえる
気温・気候が安定しているので過ごしやすい
近年は夏の暑さも増していますが、秋キャンプであれば気温も落ち着いていることが多く、キャンプ初心者の人でも快適な時間を過ごせるでしょう。
キャンプに合わせてハイキングやトレッキング、サイクリングなどのアクティビティを取り入れるのも秋キャンプの楽しみの一つです。
虫が少ない
「キャンプには行ってみたいけれど虫は苦手」という人がいるかもしれません。秋は夏よりも蚊やブヨなどの活動が落ち着き、虫が少なくなります。キャンプ場や周辺の散策なども楽しみやすくなるでしょう。
紅葉などの景色を楽しめる
キャンプ場の近くに紅葉があれば、紅葉狩りが楽しめます。日本の紅葉は9月ごろからはじまり、徐々に南下していきます。高原や渓谷など、キャンプ場の近くには紅葉の名所が多くあることも。こうした季節の変化をじっくり楽しめるのも秋キャンプの魅力の1つです。
焚き火を存分に楽しめる

キャンプといえば「焚き火」を思い浮かべる人が多いかもしれません。秋は、夜の気温が下がりやすいため、焚き火を楽しみやすいシーズンでもあります。ひんやりとした空気と焚き火のあたたかさを同時に味わうことができます。
秋の味覚を味わえる
キャンプといえば食事も楽しみの1つですが、秋キャンプなら、栗ご飯や鮭のホイル焼きなど、旬の食材を使った料理が楽しめます。秋の自然の中でいただく食事は、秋の味覚を存分に楽しむ最高のスパイスになるでしょう。
キャンプ場近くの道の駅などで地元の食材を購入すれば、その土地ならではの秋の旬を味わえること間違いなしです。
秋キャンプにオススメの服装

秋は昼夜の寒暖差が激しいことが多く、夜は冷え込むこともあります。秋キャンプにオススメの服装を選ぶ際に、以下の選び方のポイントをおさえておきましょう。
| 服装 | 選び方のポイント |
|---|---|
| インナー | 保温性や吸湿性が高いものを選ぶ |
| ミッドレイヤー(中間着) | インナーから上がった湿気を逃すために、通気性の良いシャツなどを選ぶ |
| アウター(外着) | 防水性や防風性の高いものであれば体温を奪われにくい |
| ボトムス | 伸縮性があって動きやすいものを選ぶ |
| 靴 | 底が薄いスニーカーだと冷えるので、厚めのものを選ぶ |
| 小物類 | ・帽子で紫外線対策や寒さ対策をする ・足元からの冷えを防ぐためソックスも用意する |
基本的には、体温調整や防寒対策としてレイヤード(重ね着)できる服装を選ぶとよいでしょう。
また、残暑の頃にも冷え込みがあるかもしれません。薄いダウンジャケットを持っていくと防寒対策になりますので、1枚だけでも持っていくことをオススメします。
秋キャンプにオススメの服装
秋といえども、キャンプ場の朝晩は気温が下がりやすいものです。ここからは、秋キャンプの寒さ対策として以下をご紹介します。
- 外気・冷気を遮断できるアイテムを活用する
- 寝袋(シュラフ)の選び方を意識する
- 湯たんぽやカイロを使う
快適に秋キャンプを楽しむためにも寒さ対策は大切なポイントですので、1つずつチェックしておきましょう。
外気・冷気を遮断できるアイテムを活用する
秋キャンプは思った以上に夜や早朝に気温が下がります。特に、標高の高い場所や湖の近くのキャンプ場では、冬並みの気温になることもあるでしょう。
寒さ対策としては外気・冷気の遮断がポイントとなります。たとえば、1枚生地のオープンタープより、全面がクローズできるシェードタイプをあわせて使用する、もしくは2ルームタイプのテントを使用するのがオススメです。
また、テントの下に敷くグランシートや厚みのあるマットを用意するのも寒さ対策に有効です。グランドシートは、テントの底部分の汚れの付着や浸水を防ぐだけでなく、地面からの冷気を遮断する役割を果たします。
マットはテントの中や寝袋の下に敷くことで地面からの冷気を遮断し、寝心地も上げてくれるアイテムです。グランドシートに加えて厚みのあるマット(10㎝以上)をレイヤードすることで、睡眠時のあたたかさを保ちやすくなります。
寝袋(シュラフ)の選び方を意識する
睡眠に欠かせない寝袋(シュラフ)の選び方も、秋キャンプの寒さ対策には重要です。
寝袋(シュラフ)には「快適温度」という指標が設定されています。キャンプ場の最低気温を事前にチェックしておき、想定される最低気温からマイナス5℃の気温帯に対応しているものを選ぶとよいでしょう。秋キャンプでは快適温度が0~5℃の寝袋(シュラフ)を用意するのがオススメです。
ほかにも、家からブランケットを持っていったり、寝るときにダウンを着込んだり工夫してみてください。
湯たんぽやカイロを使う
湯たんぽや使い捨てカイロは、簡単に暖を取れるアイテムです。湯たんぽがない場合は、ホット対応のペットボトルにお湯を入れることでも代用できます。ただし、湯たんぽを使用する際は、本体が高温になるので、寝袋の足元に入れて置き、就寝前には取り出すなどやけどに注意してください。
また、ファミリーキャンプであれば、家族で寄り添って眠るのが一番暖かいものです。せっかくの秋キャンプなので、こうした時間も大切にしてみてくださいね。
秋キャンプにオススメのアイテム
ここからは、コールマンが秋キャンプにオススメするアイテムとして、以下の4つをご紹介します。
- 寝袋(シュラフ)
- マット
- テントシートセット
- コット
秋キャンプに役立つアイテムを厳選しているので、ぜひ参考にしてみてください。
寝袋(シュラフ)

秋キャンプの寝袋(シュラフ)としてオススメなのが、「マルチレイヤーコットンバッグ (グレージュ)」です。
快適温度は1℃以上で、足元にフリースを採用しているため、秋の夜など気温が下がる寒い時期も、足元まで暖かく過ごせます。
取り外し可能でフリースブランケットのみでも使用可能。ゆったりサイズで抜群の寝心地も魅力です。肌触りがよいコットン素材を使用しており、洗濯機で丸洗い可能な点もうれしいポイントです。
マット

マットはお家の敷布団の役割で、寝袋の下に敷くことで地面の冷たさや凹凸から身体を守ってくれる役割があります。
マットでオススメなのが、「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」です。厚さ10cmの自動膨張式インフレーターマットで、地面からの冷気を伝えにくく、寒さが気になる秋キャンプでも、快適な眠りをサポートしてくれるでしょう。
持ち運びに便利な収納ケースがついているだけでなく、バルブを開けば自動で膨らむセルフインフレーターマットなので、初心者の人でも取り扱いやすくなっています。
テントシートセット


コールマンの「テントシートセット/3025」は、グランドシートと、テント内に敷く「インナーシート」の2枚セットのアイテムです。
グランドシートは、テントフロアを汚れや傷から守り、地面からの冷気を遮断してくれるアイテムです。インナーシートは家の中のカーペットのようなもので、グランドシートと組み合わせて使うことで、夜が冷えがちな秋キャンプの寒さ対策にも役立ちます。
さらに寒さ対策を万全にするためのであれば、「キャンパーインフレーターマットハイピーク」とレイヤードするのがオススメですよ。
コット

コットとはキャンプで就寝時などに使用する簡易ベッドのことです。体が地面から離れるため、地面の冷気を感じにくくなります。コールマンの「パックアウェイコット」は、超軽量で持ち運びもしやすいアルミフレーム製で、3秒で設営が完了する手軽さが魅力です。
シートの素材はポリエステル、フレームはアルミニウムとなっています。収納ケースも付属しているので、持ち運びがしやすい点も魅力です。
秋キャンプは服装選びや防寒対策を意識して楽しもう
本記事では、秋キャンプの魅力や、秋キャンプならではの服装、防寒対策、オススメアイテムをご紹介してきました。
秋キャンプには気温・気候が安定している、虫が少ない、紅葉などの景色を楽しめる、秋の味覚を味わえるなど、多くの魅力があります。
一方で、秋は夜や早朝は思った以上に気温が下がることがあるため、服装選びや防寒対策を意識することが大切です。準備を万全にしつつ、ぜひ秋キャンプを楽しんでくださいね。
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