キャンプ初心者向けにキャンプの流れや始め方を徹底解説!

キャンプを始めたいと思っても「何を揃えればよいのか」「テントの設営が難しそう」「子ども連れでも楽しめる?」など不安を抱える人は多いでしょう。

本記事では、キャンプ初心者のために、準備ステップや最低限そろえておきたいオススメのキャンプ道具を厳選してご紹介します。家族や友人との初めてのキャンプを安心して楽しむために、ぜひ参考にしてください。

なお、コールマンの「きゃんさぽ!」では、初めてキャンプをする人に向けて、心構えや実践といったノウハウを記事や動画で詳しく解説しています。本記事だけでなく、「きゃんさぽ!」ぜひチェックしてみてください。

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キャンプ初心者は要チェック!「行く前のステップ」

キャンプをはじめよう!と思っても、何から準備をすればいいか迷うかもしれません。ここでは、キャンプに行く前の4ステップを詳しく解説します。

  1. 季節や日程を決める
  2. キャンプ場を決める
  3. 当日の食事を考える
  4. 必要なキャンプ道具を用意する

このステップをふまえれば、キャンプ当日までの準備もスムーズに進みます。しっかりチェックしていきましょう。

季節や日程を決める

まずは、キャンプに行く季節や日程を決めましょう。

はじめてのキャンプには、気温が落ち着いて気候がよいといわれる春(4月〜5月)と秋(9月〜10月)がオススメです。

春や秋は過ごしやすい気候でもあり、焚き火や温かい飲み物をゆっくり楽しめるため、初心者でも過ごしやすいでしょう。また、蚊やブヨがピークを迎える真夏に比べて少ないので、お子さま連れでも安心できるというメリットもあります。

ただし、大型連休や紅葉の季節は、予約開始と同時に人気サイトが埋まることも少なくありません。目当てのキャンプ場を確実に押さえるには、早めに日程を決めておき、余裕を持って予約することが大切です。

キャンプ場を決める

日程が確定したら、次にキャンプ場を決めましょう。はじめての場合は、以下5つのポイントをおさえたキャンプ場を選ぶのをオススメします。

  • 自宅から1~1.5時間程度の距離にあり、インターチェンジからも近い
  • スタッフが常駐している
  • お風呂や水回りがキレイで、キャンプ用品のレンタルが充実している
  • 車がテントに横付けできるオートサイト
  • 子ども向けのイベントがある

距離が比較的近いキャンプ場であれば、初心者でも設営や撤収準備に焦る必要がなく、余裕をもって取り組めます。万が一、何かあれば帰宅しやすく安心です。スタッフが常駐していたり、設備が充実していたりするキャンプ場は、天候の変化や何か不安なことがあっても質問しやすく、子ども向けのコンテンツが充実していたりと楽しい時間を過ごせるでしょう。

ちなみに、キャンプ場選びに際して「絶景を見たい」「カヌーに挑戦したい」など、楽しみたいことを軸に選ぶのは、キャンプ経験に慣れてきたタイミングからがオススメです。まずはキャンプそのものに慣れることを目標にはじめていきましょう。

当日の食事を考える

次に、キャンプの楽しみの1つでもある食事についても考えてみましょう。最初は張り切りすぎずに、手間をかけずに自然の中で食べることを満喫してみてください。

たとえば1日目の昼は、道中のサービスエリアなどで済ませるか、スーパーやコンビニで菓子パンやおにぎりなどを購入してキャンプ場で食べる、夜はフライパンでカレー、2日目の朝はお子さまと一緒にパンにお好きな具材を挟んでホットサンドなどでも、十分に食事を楽しめます。

1日目の昼食~夕食、2日目の朝食メニューをあらかじめ決めておくと、必要な食材や調理器具を事前に調達できます。

食事内容によって必要な調理器具や調味料も異なるため、むやみに荷物を増やさないためにも、事前に決めておくことが大切なポイントです。

必要なキャンプ道具を用意する

最後に、必要なキャンプ道具を用意しましょう。テントや寝袋(シュラフ)などのキャンプ道具のほか、当日やりたいことがある場合は必要なアイテムを準備しておきましょう。

キャンプ道具は前日までにある程度車へ積んでおくと、出発当日の慌ただしさや積み忘れを防ぎ、到着後もスムーズに設営できます。

重いクーラーボックスや水タンクは下側に固定し、最初に設営したいテントやタープは手前に積むと、現地でもスムーズに荷物の出し入れができるようになります。

最初に揃えたいキャンプ道具については次章で詳しくご紹介します。

キャンプ初心者が最初に揃えたいキャンプ道具って?

キャンプ道具は数多くあるため、「何が本当に必要?」「どれが必なの?」と迷ってしまうかもしれません。

コールマンでは、まずは最低限揃えたいキャンプ道具として、以下の4つをオススメしています。

  • テント
  • 寝袋(シュラフ)・マット
  • テーブル・チェア
  • ライト・ランタン

その他のアイテムは家庭にあるものでも代用できる場合があります。最初から色々と購入せず、一度キャンプをしてみてから、自分たちに必要なものを揃えていくとよいでしょう。まずこの4つのキャンプ道具から揃えてみましょう。

コールマンがオススメする人気のアイテムもあわせてご紹介しますので、あわせてチェックしてください。

テント

キャンプにおける「寝室」でもあるテントは、キャンプの必需品です。

ファミリーキャンプであれば、就寝スペースとリビングを一体化した「2ルームタイプ」のテントが特にオススメです。1つあるだけで、テント(寝室/就寝)とタープ(リビング/日除け)の役割を持つため、設営の手間が少なくなる点も初心者に嬉しいポイントです。

コールマンの「タフ2ルーム/3025(グレージュ)」は、伸ばしたポールをクロスにして2つの山型をつくるだけのシンプルな構造なうえ、雨風にも強くて安心なため、キャンプ初心者にも取り扱いやすくなっています。

寝室部分は約300cm×250cmと、大人2人、未就学児3人が一緒に並んで眠ることも可能なサイズ感も人気の理由の1つです。

寝袋(シュラフ)・マット

寝袋(シュラフ)やマットは、キャンプでの快適な睡眠を支える大切なアイテムです。

特にマットは地味ですが、キャンプでの寝心地を左右する重要な役割を持っています。実際に、厚みのない安いマットを購入して、後から買い替えをしたという人も多いようです。せっかくであれば、質のよいマットを選ぶほうが快適に過ごせるでしょう。

コールマンの「キャンパーインフレーターマットハイピーク/ダブル」はクッション性の高いフォームが地面の凹凸を吸収し寝返りをうっても底づきしない10cmの厚みで非常に人気があります。エアーマットと違い寝返りが他の人に響かず、お子さまが跳ねてパンクしてしまうこともありません。収納サイズが大きいことも鑑みて、まずはご家族で1つ準備することをオススメしています。

コールマンの寝袋(シュラフ)「ファミリー2 IN 1/C5(グレージュ)」は、使用サイズ約168cm✕190cmのワイド設計で、春~秋の3シーズンで使いやすい快適温度5℃以上に対応しています。家族全員で寄り添って寝たり、ジッパーで2枚に分割して2人分として使用したりすることも可能です。

また、子どもが大人と一緒に寝るときに、肩口から暖かい空気が逃げないよう、サーマルスプリットカラーを採用しています。大きく開くEZキャリーケースが付属しており、撤収や収納もスムーズです。

テーブル・チェア

食事や団欒の中心となるテーブルとチェアも、キャンプには欠かせません。

コールマンの「ナチュラルパズルテーブル/120」は、使用サイズ約120cm×70cmで、足を引っ張るだけで高さを41cm、60cm、70cmの3段階に調整できます。

天板はナチュラルでおしゃれなパズル調のデザインで、抗菌加工を施しています。二つ折り構造で簡単に広げることができる点も魅力です。

また、折りたたみ式のローチェアを組み合わせれば、リビングのようにくつろげるでしょう。

お子さまが小さいうちは、無理にチェアを使用せず、「リビングフロアシート/300W」を活用してお座敷スタイルを作ることもできます。

ライト・ランタン

夜のキャンプ場は想像以上の暗闇に包まれるため、ランタンも必須のアイテムです。

コールマンの「クアッドマルチパネルランタンplus(レッド)」は、本体から4枚のLEDパネルを着脱でき、外すとハンディライトとして活躍します。

本体は乾電池のほかUSB給電にも対応しており、スマホを充電できるUSB Type‑Aポートも装備しています。

家族それぞれが懐中電灯代わりにパネルランタンを持てば、夜間にトイレへ行くときにも安全に移動できるでしょう。

キャンプ初心者がおさえておきたい1日の流れ

ここからは、実際の1日の流れをご紹介していきます。

1泊2日のキャンプは、基本的には以下のようなイメージになります。

  1. キャンプ場へ向かう
  2. 受付(チェックイン)をする
  3. テントなどの設営をする
  4. 食事の準備~あとかたづけ
  5. 就寝準備
  6. 朝食と撤収

ステップごとにやるべきことも含めて、しっかり解説していきます。

1.キャンプ場へ向かう

キャンプ場へ向かう道中では、食材や氷を調達しておきましょう。クーラーボックスに余裕を持たせ、保冷用の氷を追加しておくと到着後も鮮度を保てます。

出発前にルート上のスーパーを地図アプリで把握しておきましょう。万が一、買い忘れがあっても迷うことなく落ち着いて補充できます。

また、道中にある道の駅や直売所に立ち寄るのもオススメです。新鮮な地元野菜や乳製品、名物スイーツなどを購入すれば、キャンプ場での楽しみもさらに増すでしょう。このように、その土地ならではの魅力に出会えるのもキャンプの楽しさの1つです。

2.受付(チェックイン)をする

キャンプ場へ着いたら、まず管理棟と呼ばれるキャンプ場スタッフのいる場所へ向かい受付(チェックイン)を済ませましょう。名簿を記入し、サイト番号やゴミ分別、消灯時間などの利用ルールを確認します。

規定時刻を過ぎるとゲートが閉まり入場できない施設もあるため、注意が必要です。渋滞や買い出しを考慮して、余裕を持った到着計画を立てましょう。遅れそうな場合は電話連絡を入れておくと安心です。

3.テントなどの設営をする

一人キャンプを楽しむ若い日本人女性

まずはテントの設営を行いましょう。はじめてのキャンプでは、設営に時間がかかります。事前にテントの設営動画を見てイメージを膨らませておきましょう。

その後、寝室部分を作り、テーブル、チェアなどをセットしていきます。

テント設営中も、お子さまから目を離さないように注意してください。テント設営前に、まずお子さま用のテーブルとチェアをセットして、先に昼食をとるのもオススメです。

設営後はキャンプ場全体を軽く歩き、トイレや炊事場の位置を把握しておくと、夜間でも慌てずに移動できます。

4.食事の準備~あとかたづけ

テント設営後は、キャンプの楽しみの1つである食事の準備に取り掛かりましょう。BBQなどをする場合は特に想定以上に時間がかかることを見越して、日が暮れる前に調理をスタートしましょう。

食後は洗い物とゴミ分別を速やかに行います。野生動物のエサとならないよう、残った食材や調味料はすべて蓋がしっかり締まるクーラーボックスや、車内へ収納して、においを遮断しておくことも大切です。

5.就寝準備

食事後はシャワーやお風呂、就寝準備を進めましょう。ほとんどのキャンプ場では22時〜翌7時を「クワイエットタイム」と定めており、音楽や話し声を控えて静かに過ごすのがマナーです。時間が近づいたらランタンを弱灯にします。

歯磨きや手洗いを済ませたら、テント内でゆっくりと夜の時間を楽しんでください。

6.朝食と撤収

朝食の準備は、スイッチ1つで着火できるコンロを使うのがオススメです。お湯を沸かしてフリーズドライスープを作ったり、ホットサンドを作ったりすると簡単に朝食が完成します。

食後は撤収作業を開始します。寝袋やマット、テントは結露で濡れているため、テントの中の荷物を片づけ、早めに乾燥作業を進めましょう。

テーブルの上の小物類、テーブルやチェアを畳んで収納した後、最後に完全に乾いたテントを片づけます。

撤収後は、来たときよりもキレイにする気持ちで忘れ物やゴミがないか確認し、管理棟でチェックアウトを済ませます。その後は、安全運転で帰路につきましょう。

初めてのキャンプではしっかり準備をして楽しもう!

本記事では、キャンプ初心者のために、キャンプを行う前に確認しておきたいポイントや道具選び、1日の流れまで、ステップごとに解説しました。

季節や日程の選定や、キャンプ場の探し方、食事の準備や設営、撤収のコツを押さえておけば、初めてのキャンプでも慌てずに行動できます。

もっと具体的に細かく知りたい!という人は、コールマンの「きゃんさぽ!」をぜひチェックしてみてください。キャンプ初心者向けの動画やチェックリスト、Q&Aが充実しており、疑問や悩みを解決できます。

ぜひ、「きゃんさぽ!」で知識を深め、万全の準備でアウトドアデビューを楽しんでください。

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