VOL.8

青川峡
キャンピングパーク

@三重県 いなべ市 支配人柴田 篤

「青川峡キャンピングパーク」は2003年4月にいなべ市の公営施設としてオープン。私は学生時代からキャンプやアウトドアが好きだったこともあって、オープニングスタッフとして参加し、現在は三代目の支配人を勤めています。
オープンから20年経っても変わらないのは、「初心者が最初の一歩を踏み出しやすいキャンプ場」というコンセプト。キャンプは不便や不自由を楽しむという向きもありますが、ここではなるべく利用者が安心して快適にキャンプを楽しんでいただく環境づくりを目指しています。
名古屋から1時間、大阪や京都からも2時間という好アクセスながら、鈴鹿国定公園の周辺地として豊かな自然に囲まれているのが最大の特徴。キャンプ場に沿って流れる青川は、水深が大人の膝くらいと浅いので、小さなお子さんの水遊び場としても人気です。

いなべ市はサイクリングが盛んなエリアで、自転車のPRに力を入れているのも特徴のひとつ。過去にキャンプ場でサイクリングイベントを開催したこともあって、自転車でキャンプに来るお客さんも増えてきました。自転車専用のサイトやサイクリスト限定のレンタルセットも用意していますので、自転車キャンプの入門スポットとしても活用いただいています。
また、「キャンプをしたいけど小さい子供がいると大変そう」という声を受けて、2017年にはキャビングサイトを新設。アウトドアリビングと2つの小屋がセットになったサイトで、新しいアウトドアを楽しむスタイルとして人気を集めています。

「青川峡キャンピングパーク」では、様々なビギナーに向けての間口を広げています。ありがたいことに、訪れるキャンパーの皆さんはマナーが非常によく、夜騒がしかったり、ゴミが残っていたりということはほとんどありません。グループキャンプの利用を制限したり、21時~8時の間は出入りを禁止していることもその要因だと思いますが、最初のキャンプ経験としていい思い出を持ち帰ってもらいたいからこそ。昔から「持ち帰っていいのは思い出だけ、残していいのは足跡だけ」と言われていますが、まさにその通り。そうした気持ちが少しでもあれば、キャンプのマナーは大きく変わると思います。自分たちが自然の中にお邪魔しているということは忘れないで過ごしてほしいですね。

CAMP SITE
PHOTO
GALLERY

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オートキャンプサイトは、オープンサイト、プライベートサイト、水辺サイトの3種類。約100~130㎡のスペースがあるので、ゆとりを持って設営が可能。各サイトにはAC電源も完備し、フリーWi-Fiも利用できます。

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自転車とバイク専用のライダーズサイトは1区画あたり約50㎡で小型テント専用のスペース。レンタルサイクルも1時間500円で利用できるので、オートキャンプに来た人でも近隣のサイクリングを楽しめます。

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キャンプ場のそばには鈴鹿山脈から流れる青川が。流れが穏やかで水深も浅いので、夏場になると子供連れのファミリーで賑わいます。川遊びを堪能したいなら、水辺サイトの予約がベスト。

04

センターハウスの売店には、キャンプ用品や燃料、生活雑貨、酒類などが充実。サニタリーは場内2カ所に配置されていて、水洗トイレやシャワールーム、給湯器、コインランドリー、乾燥機が利用できます。

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アウトドアを感じられるギャビングサイト(青赤の小屋)のほか、ログハウスやコテージ、トレーラーキャビンなど、屋内型の宿泊施設も豊富。

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