VOL.2

安田川アユおどる
清流キャンプ場

@高知県 安芸郡 マネージャー鶴丸 貴敏

東京生まれ東京育ちの私は、いつか海辺や山、自然の中で生活したいと考えていました。結婚し、子どもが生まれたことを機にハワイに移住をしました。ハワイでの休日は、家内や娘たちと海でタコや魚を突き、庭で採れた果実や野菜、飼っている鶏が生む卵を食べる。自然の恵みを肌で感じながらオンとオフを切り替える生活が、私たち家族の「人間力」を豊かにしてくれたと思います。
ここ高知県安田町のキャンプ場に来て、ハワイと同じ感覚を抱きました。豊かな緑の中で、四季折々の産物を味わえる贅沢。今ではなかなかできなくなった川遊びを体験しながらキャンプを楽しんだり、シーズン中は川でアユを自分で捕まえてバーベキューで味わえる喜びがあったり。ここで楽しむ子どもたちや家族の笑顔を見ると、安田町の自然がキャンパーのみなさんの「人間力」を豊かにしてくれていると実感します。

自然を守るためにキャンパーにとって必要なこととは何か。ハワイでは「Zero Waste」という考えがあります。一人ひとりが、ごみをゼロにしようという意識がとても高いのです。自然の恵みを体感しながら毎日生活しているので、その考えがアクションにしっかりとつながっていると感じます。目の前に広がる美しい自然が、自然を守る意識を高めているのだと思います。

一方、日本は、ゴミを減らすためのルールづくりは上手ですが、ごみの出し方を見ていると、なかなかアクションにつながりづらいのかなと感じることがあります。「焚き火シートを使用して芝の焦げを防ごう」といった気遣いも大切ですが、根本的にごみを減らす。その意識でいてほしいと思います。たとえばペットボトルではなくマイボトルを持ち歩く。買い物ではエコバッグを使う。そんな意識が日常生活を変えていきます。ゴミを最小限にとどめるにはどうすれば、を考えたい。私たちスタッフも運営上、ある程度ルールを設けて啓蒙しています。キャンパーのみなさんが体験を通じて、ゴミを減らし自然を守る大切さを感じ取れたらいいな、と思います。そのために、パートナーフィールドすべてのキャンプ場スタッフは、キャンプサイトを常に美しく保つ努力をしています。それが、子どもや孫世代にまで美しい未来を残すことにつながっていくのではないかと思っています。

CAMP SITE
PHOTO
GALLERY

01

リニューアルされた施設は、清潔感があり
区画整備されたサイトは近代的な印象を受
ける。

02

ダムのない昔のままの天然のアユが遡上する
清流、安田川。また、キャンプ場を囲むよう
に森林が豊富に広がり自然の静かさを満喫できる。

03

暖かみのあるコテージでは、
ファニチャー、寝具、カトラリー など
コールマンの製品を体験できる空間に。

04

コールマンレッドに塗られた橋の下には
安田川が流れ、橋からの景色を楽しめ、
力強い水の音を聞くことができる。

05

ドックサイトもあり、幅広いスタイルに
対応しているキャンプ場。
リニューアル後には県外からも多くのキャンパーが訪れ、キャンプを楽しんでいる。

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